前回久しぶりにインプロをやったインプロゼミ。でもまだ中途半端、ということで今回も再びインプロをやりました。今回のテーマはシーン作りでした(別に合わせたわけではないのですが、何となく合いました)。
ファシリテーターは前回と逆の順番にしよう、ということで1番はもっちー。丸めたタオルを投げながら、それにあわせて連想ゲームやワンワード物語作りをしました。もっちー曰く「何かを投げながらやった方がやりやすいし、もし止まったとしてもその様子が分かりやすくて次につなげやすい」とのこと。
2番はれいこさん。「タイプライターをやりまーす」と言って、椅子を準備。おもむろに座る僕。タイプライターとは、一人の役者が(架空の)タイプライターに物語をタイプし、それを他の役者が再現するというものです。タイプライターのアイデアと再現する役者のアイデアが絡み合って物語がすすんでいく……はずなのですが、そうはならず。いやー、僕のコントロール癖が出た感じですね。あとミステリーにしたのは挑戦しすぎでしたね。
3番はいーたん。Kenn Adamsの『How to Improvise a Full-Length Play』を取り出し、「結論を紹介します」と宣言。その結論は「Practice, practice, practice.」。みんなで復唱「Practice, practice, practice.」。そして「物語千本ノック」と称して全員で物語作りをしました。これは誰でも楽しく出来そうなので、やり方を詳しく書いておきましょう。
まず、Kenn Adams作の物語の素を説明します。
1. むかしむかし、あるところに……
2. 毎日、毎日……
3. ところが、ある日……
4. 5. 6. そのために……(繰り返し)
7. そしてついには……
8. その日以来……
(9. 教訓)
次に、参加者(9人がベスト)に1枚ずつ紙を配ります。そして、それぞれ物語のジャンルを宣言してもらいます(被らないほうがいい)。宣言が終わったら、それぞれ「1. むかしむかし、あるところに……」のところを書きます。書いたら、紙を時計回りで回します。そして「2. 毎日、毎日……」のところを書きます。これを繰り返すと、一周回った時に9つの物語ができあがり!となります。
いやー、面白かったですね。ナイスアイデア。
さて、休憩をはさんで4番は僕。「ExtendとAdvance(ひろげるとすすめる)」というゲームをやりました。話を途中で詳しくして、そこからまた話をすすめていくゲームです。詳しいルールは検索しましょう。いーたんの物語作りは確かに楽しかったんですが、あんまり「進める進める」ばかりだとしんどくなるので、広げてから進めるのはどうでしょう、ってことでやってみました。
そして振り返り。またも色々出すぎて忘れてしまったので内容は省略。覚えている部分もあるけれど、マニアックすぎるのでやっぱり省略。個人的には、4人のファシリテーションがつながっていたのが気持ち良く感じましたよ。
最後の話題は「来週何やる?」といういつものパターン。このままインプロを続ける目的は特に無いよね、ということで煮詰まっていたのですが、「そういえば他のインプログループはどうなってるんだろうね?」という話になり、「じゃー行ってみようか」という流れに。
というわけで、インプロゼミは社会見学ゼミになりました。いつものインプロゼミは一旦活動休止です。